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レビュー:「えきせんとりっく☆ぱらだいす!」

フリーゲームレビュー

「えきせんとりっく☆ぱらだいす!」は電脳紙芝居形式で行なわれるキャラクター座談会です。

えきせんとりっく☆ぱらだいす!

この「えきせんとりっく☆ぱらだいす!」は三人のキャラクターの織り成すカオスその物の会話? が繰り広げられます。

昔(今もあるのか?)、カードワース(CardWirth、http://cardwirth.net/)というフリーゲームのジャンルに「狂い系シナリオ」と呼ばれるものがありました。
寸分の狂いも無く、この「えきせんとりっく☆ぱらだいす!」がそれに当たるものと思われます。

カオス、混沌、狂い、狂気と言うものは、そもそも受け取り手がそのように断定する事象に遭遇したときに、受け取り手自身が共感し得なかった事象の事を、そう呼び表しているに過ぎません。
そもそも受け取り手側に「知識が無い、もしくは乏しい」「理解する努力を怠っている、もしくはその意思がない」、これらの場合に相手側を指す「レッテル」として貼りつけているのです。

カオスの中にも知りえぬ法則があり、その狂気の中にも、受け取り手に理解しえぬ理論が存在します。
「カオスだから、狂っているから」と「安易に考えもせず断じ」、己自身の存在する世界から外れたものであり、己には「理解できない」「理解する必要も無い」と「思考を放棄している」。
これが受け取り手の常識外、すなわち観測範囲外の事物を「カオス」「狂気」と「レッテル張りして無知な自身の心の安寧を得ている状態です。
すなわち、受け取り手側に「理解する準備が整っていない」もしくは「思考を放棄している」だけなのです。

「思考を放棄する」

これは果たして、文明人を自称する現代人に相応しき態度でしょうか。

「忙しいから」「疲れているから」と、安易に事物を眺め、決めつけに走ることなら誰しも可能です。

ですが一歩踏み込んで理解しようと、自ら「深遠を覗く」。
……これこそが「あなたの知らない世界」に存在しうる、新たな知への第一歩と言えるのではないかと愚考します(強烈に注w 筆者の超個人的な夢想です)。

容量
42,787 KByte

製作ツール
LiveMater

製作者
みふみふ。

公開日
2015-04-09

URL
http://www.freem.ne.jp/win/game/8915

「えきせんとりっく☆ぱらだいす!」のプレイ時間は10分未満だと思います。
まず、プレイに耐えられな(ry (検閲により削除)

……ええと。
もしかすると、この「えきせんとりっく☆ぱらだいす!」をプレイされることにより、何か幸せに近づく世界の秘密の鍵を発見できるかもしれません(筆者の個人的な願望です)。

コメント

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